洋服に使われる生地の素材一覧を紹介!特徴やメリット・デメリットも解説

洋服に使われる生地の素材一覧を紹介!特徴やメリット・デメリットも解説


私たちの身の回りにはコットン、リネン、シルク、ポリエステルなど、さまざまな布製品があふれています。同じ素材でも織り方や製法によって生地の特性は異なり、それぞれに独自の特徴があります。

この記事では、洋服の生地に使用される素材や特徴について解説します。ぜひ参考にしてください。

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天然繊維とは

天然繊維は、自然由来の原料からつくられ、人工的な加工が施されていない素材です。主に植物繊維と動物繊維に分類されます。

植物繊維は、コットンやリネンなどの植物を原料にした素材です。
動物繊維は、シルクやウールなどの動物から採取された繊維です。
天然繊維は、肌触りがよく吸湿性や保温性に優れており、敏感肌の人にも広く利用されています。

天然繊維のメリットとデメリット

天然繊維は自然由来の素材であり、豊かな質感や肌触りが特徴です。通気性が高く、着用時に快適さを提供します。環境への負担が少なく、微生物によって分解され土に戻ることができます。

いくつかの天然繊維は、耐久性に欠けていることがあり、摩擦や破れを発生させることもあります。染色が難しく、色あせや退色のリスクがあるため注意が必要です。

化学繊維とは

化学繊維は、石油や石炭から加工された人工的な繊維です。主に合成繊維、半合成繊維、再生繊維に分類されます。

合成繊維の代表的な素材は、ポリエステルやナイロンなど石油を原料にした繊維です。
半合成繊維は、天然素材に化学物質を加えてつくられた繊維です。
再生繊維は、木材やペットボトルなどを原料にしており、化学的に製造されます。

吸汗速乾性や耐久性、高い形態安定性など、天然繊維の欠点を補う特徴をもった繊維が多くあります。

化学繊維のメリットとデメリット

化学繊維は、耐久性と強度が高く長持ちします。染色がしやすいため鮮やかな色合いを実現できるだけでなく、シワがつきにくく、アイロンが不要です。

ただし、通気性が悪いと、蒸れや不快感を感じることがあるかもしれません。また、製造過程や廃棄時に環境への影響を及ぼす可能性があるため、取り扱いには気をつけましょう。

天然繊維の生地素材一覧

天然繊維にはどのような種類があるのでしょう。主な生地素材を紹介します。

コットン(綿)

コットンは柔らかな肌触りであり、通気性や吸水性に優れた素材です。丈夫で熱にも強いため、多くの人が日常的に使用しています。
主に下着や肌着などに利用され、オールシーズン活躍します。洗濯後には縮みやすく、シワができやすいところがデメリットといえるでしょう。

リネン(麻)

リネンは、亜麻科の植物から採取される丈夫な天然繊維であり、通気性や吸水性に優れています。春夏用の洋服に多く使用され、涼しく着こなせるため、暑い季節に適している素材です。
水洗いを行うと、シワや縮みが生じやすく、肌に触れるとチクチクと刺激を感じることがあります。洗濯の脱水後は長時間放置せず、少し湿らせてからアイロンをかけると効果的です。

シルク(絹)

シルクは、蚕のまゆから採取される動物繊維で、高級感のある素材です。保湿性、保温性、吸水性、軽量性に優れ、柔らかな肌触りが特徴です。
光沢感があるため、フォーマルなドレスや着物、スカーフなどによく使用されます。シルクは、変色しやすく摩擦に弱いため、取り扱いには注意が必要です。

ウール(毛)

ウールは、羊の毛からつくられた天然繊維であり、保温性、保湿性、吸湿性に優れています。水をはじく特性があり、天然の抗菌防臭効果を備えています。
汗をかいてもベタつきにくく、嫌な臭いの軽減が可能です。冬物衣料に重宝され、寒い季節に最適です。
なお、ウールは、産地によって肌触りや品質に差があります。

化学繊維の生地素材一覧

化学繊維にはどのような種類があるのでしょう。主な生地素材を紹介します。

ポリエステル

ポリエステルは、石油を主原料とする合成繊維です。シワがつきにくく、かたちが崩れにくい特徴があります。
洗濯にも強く、軽量性、速乾性、耐久性に優れています。木綿に似た特性をもち、多くの衣類に使用されていることが特徴です。ほかの衣類の汚れを吸収しやすい性質のため、シミがついた場合は洗濯前に除去するとよいでしょう。

ナイロン

ナイロンは、石油を主原料とする合成繊維です。強度が高く耐久性に優れています。摩擦に強く、型崩れしにくい特徴があり、薬品、害虫、カビにも強い素材です。
弾力性にも優れており、衣類以外にも広く使用されています。シルクに似た性質をもち、軽量で伸縮性があるため、衣類やストッキングなどにも活用されます。

レーヨン

レーヨンは、木材パルプからつくられる再生繊維です。吸湿性や吸水性に優れています。静電気が起きにくいため、洋服の裏地によく使用されています。
光沢があり、柔らかな肌触りが特徴です。しかし、水に弱くシワになりやすい性質で、縮みやすいというデメリットもあります。

アクリル

アクリルは、石油を主原料とした合成繊維です。ウールのような質感をもち、ふっくらと柔らかい特徴があります。
保湿性や弾力性に優れ、ウールの代替品として使用される場合もあります。ウールに比べてシワや型崩れがしにくく、虫にも強いため、扱いやすい素材です。
ただし、静電気や毛玉ができやすく、吸水性や吸湿性にはやや劣っています。

ポリウレタン

ポリウレタンは、石油を主原料とする合成繊維であり、ゴムのように伸びる性質です。柔軟性や弾力性に優れ、ストレッチ性のある生地に広く使用されます。
軽量でシワになりにくい特徴があり、スポーツウェアや下着に多く活用されています。高温多湿や紫外線に敏感であり、保管の仕方によっては2〜3年で劣化する可能性があるでしょう。

テンセル

テンセルは、ユーカリを原料とする再生繊維です。適度な光沢と柔らかい風合いが特徴です。木材パルプをもとにした素材であり、吸湿性と速乾性に優れています。
高熱や摩擦に弱くシワができやすいため、取り扱いに注意が必要です。洗濯時には洗濯ネットを使用し、乾燥機は避けることがポイントです。

春夏用に使用される生地素材

春夏用に適した生地素材として、コットンやリネン、ポリエステル、レーヨンなどがあります。
コットンは、通気性と吸水性が高く、肌触りが柔らかいため敏感肌の人に適しているでしょう。
リネンは、通気性と吸水性に優れており、さらっとした肌触りが特徴です。暑い季節に向いている素材です。

ポリエステルは、軽量で速乾性や耐久性に優れ、汗をかいても快適に過ごせます。
レーヨンは、木材パルプからつくられ、シルクに似た上品な光沢があります。肌触りがさらっとしているため、春夏用の衣類に適しています。

秋冬用に使用される生地素材

秋冬用に適した生地素材には、ウールやカシミヤ、アクリル、フリースなどがあります。優れた保温性、保湿性、吸湿性、弾力性を備え、寒い季節に最適です。
天然繊維のカシミヤは、軽量で弾力性に優れ、柔らかな肌触りが特徴です。

アクリルはウールの代替として人気があり、保湿性や弾力性に優れています。 フリースは化学繊維の起毛素材であり、軽量性と保温性が高く、冬の寒さから体を守ります。他にも、機能素材のひとつである保温性素材は、中空糸で空気層をつくり高い保温性と軽さの実現が可能です。
同様に、静電気によるごみやチリの付着を防ぐ特徴がある静電素材も、秋冬におすすめです。

まとめ

天然繊維と化学繊維にはそれぞれに特徴があり、季節や用途に応じて適切な素材を選ぶことが重要です。春夏用には通気性や吸湿性に優れた素材が、秋冬用には保温性の高い素材が最適です。
自分のライフスタイルに合った生地素材を理解し、快適な衣類選びを心がけましょう。

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